緊張?ストレス?心因性EDになる2つの原因とは?

sininsei

「20代、30代なのに勃たないときがある」「ひとりの時や朝は勃つのに肝心な時に勃たない」などのご経験はありませんか?もしそうなら心因性EDの可能性があります。最近では若い方でもEDになる方が増えてきています。ここでは心因性EDになってしまう原因とその対策について詳しくお話していきます。これであなたもパートナーとの大切な時間を過ごすことができるでしょう。

1.心因性EDの原因

1-1.心因性EDとは

youtsu_01EDの原因には、身体的なものや薬の影響によるものなどがありますが、体の機能そのものに問題はなく、心理的・精神的な要因から起こるEDを心因性EDと呼びます。これは機能性EDとも呼ばれ、EDの大部分を占めています。精神的な影響で起こる心因性EDは不妊症の原因の1つでもあります。心因性EDになると、他のEDと同じく、性交に十分な勃起ができない、勃起しても長続きしないなどの症状が現れます。心因性EDを発症する主な原因としては、過度のストレス、日常生活での大きなショック(パートナーの浮気や死別、リストラなど)、過去のセックスでの失敗が挙げられます。うつ病や統合失調症といった精神疾患のみならず、会社でのストレスや夫婦関係などの問題、または幼少期のトラウマなど、誰にでも起こり、その原因は人によってさまざまです。

勃起が起こるためには、身体的に健康であることと同時に、精神的にも性行為に臨める状態であることが重要です。加齢からくる動脈硬化、運動不足、喫煙、暴飲暴食、不規則な生活リズムからなる生活習慣病などの問題からくる器質性 ED と異なり、心因性 ED は人によって非常に多くの原因がありますので、その原因を解決していくことが重要です。

1-2.心因性EDの原因、種類

心因性EDの精神的なストレスといっても、様々なものがあります。大きくは、「現実心因」と「深層心因」の2つに分類できます。現実心因とは、日常生活におけるストレスを指します。たとえば、失恋や夫婦の不仲、男性器へのコンプレックス、妊娠させることへの恐怖、性交が上手くできるかへの不安などが挙げられます。他にも性交とは全く関係のない、仕事上のストレスでも心因性EDになることがあります。youtsu_01

もう1つの深層心因は、無意識下に秘めた怒りや不安、トラウマといったものが挙げられます。幼少期からのコンプレックスや同性愛、パートナーへの愛憎など様々なものがあり、本人が気づいていないことも多くとても複雑です。また、うつ病や統合失調症、不安症などの精神疾患も心因性EDの原因になると考えられています。もともと精神疾患もストレスによるもので、EDをきっかけにうつ病などが発覚する場合もあります。

1-3.特定相手に起こるED

youtsu_01性交を行うパートナーによってEDになったり、ならなかったりする心因性のEDがあります。そして、その中でも特定のパートナーとの性行為でしか勃起できないパターン。特定のパートナー以外としか性行為ができないパターンの2つに分けられます。前者の場合、妻と以外ではEDという症状が代表的です。勃起というのは非常にデリケートなものなので、緊張状態にあるよりもリラックス状態にあるほうが勃起もしやすくなります。慣れているパートナーだとリラックスしてできるけど、初めての相手だと緊張してしまい、うまく勃起できなくなってしまうわけです。

一方後者の場合、妻にだけEDというのが代表的な症状です。先ほどの例とは逆で、今度は妻との性行為に限って勃起ができないという状態です。このケースは割と世間的な認知度も高く、結婚後10年~20年程度の一定期間を経過した40歳以上の中高年に多いことで知られています。

1-4.心因性EDなりやすいタイプ

youtsu_01EDになりやすいタイプとしては、神経質で几帳面、気分転換が下手でストレスを溜めこむ、何でも自分の責任だと思い込む、過去の失敗をくよくよ悩む、など真面目な人が多いようです。このような真面目な人は、EDの症状が現れたことで「次もダメかもしれない」と思い悩み、それが強いストレスに繋がり、深刻なEDに陥ってしまいます。このような心因性の原因はとてもデリケートです。1人で ED の悩みを抱えて性行為に挑んでも劣等感や不安感に心に持ち、安心感など微塵もなく、悩みを抱え続ければ続けるだけ負のスパイラルにはまってしまう可能性が高いです。パートナに悩みを打ち明けて、愛ある心のふれ合いに重点を置くことこそ、心因性 ED を克服するための近道と言っても過言ではないでしょう。

また、最近増えている若い世代のEDには、正しい性知識の欠如、間違ったマスターベーション、性に対して不潔なイメージを持っているケースが多いようです。また、親から強い抑圧を受けてきたなど、生育環境が大きく影響している場合もあります。このような場合はカウンセリングで原因を追究し、正しい治療をすることで改善できます。

2.現実心因と深層心因

2-1.現実心因によるED

youtsu_01現実心因とは失恋や離婚、夫婦の不仲、嫁姑問題、男性器へのコンプレックス、経済的な不安、性病感染や妊娠に対する恐怖などのように、日常生活でのストレスによるものの心因性EDです。うつ病などの精神疾患がなくても、人間関係やストレスなどからEDになるケースも多くあります。現実心因には、職場のストレスなど、必ずしも性行為とは直結しないものも多く含まれます。仕事での小さな失敗や自信を喪失するような出来事があったり、心配事があり頭から離れなかったりすると、陰茎以前に脳が性的興奮を覚えにくくなります。

2-2.現実心因によるEDの改善方法

youtsu_01心因性EDの治療でも、PDE5 阻害薬が有効な場合が多くみられます。日本ではバイアグラとレビトラ、シアリスの3種類が認可されており、精神疾患やその他の心因によるEDにも、幅広く処方されています。バイアグラをはじめとする PDE5 阻害薬を服用して性行為に臨むことにより、『ED治療薬を服用しているから今日は大丈夫』というように、性行為に対して不安が強い場合やトラウマがある場合などでは、自信の源となります。また実際にも、血管拡張作用によって、勃起を強く補助しますので、心因性EDの多くの場合で、EDの改善効果が期待できます。

性行為に対して不安がある心因性EDの方では、ED治療薬を服用して性行為が数回うまくいくと、それが自信となり、その後は ED治療薬なしでも、性行為がうまくいくこともよくあります。しかし、先にも書かせていただいた通り性行為のパートナーとなる女性に様々な悩みを打ち明け、協力し合うことも重要です。仕事でのストレスや疲れが極度に溜まっている場合や、性行為に対して強い不安やトラウマがある、性行為の相手が合わないなど性的刺激を感じられない場合には、ED治療薬でも効果が発揮されない場合もあります。

2-3.深層心因によるED

youtsu_01深層心因のEDは日常生活のストレスではなく、心の奥底に深く潜んだ怒りや憎しみ、不安などを「深層心因」と呼びます。たとえば、パートナーへの愛憎葛藤や、幼少期におけるトラウマ、エディプス・コンプレックス(潜在的な近親相姦の欲求)などが挙げられます。またホモセクシュアルなども、深層心因に含まれます。本人が自分で気づいている場合もあれば、まったく気づいていない無意識的な問題であることもあり、現実心因よりも一般的に複雑と考えられています。精神分析などでトラウマを見つけたり、自分でも意識していない根深い問題を掘り下げたりするような、より本格的な心理療法が必要になる可能性があります。

2-4.深層心因によるEDの改善方法

youtsu_01心因性EDで強い不安やトラウマ、性行為への嫌悪感、罪悪感などがありED治療薬で十分な効果が出ない場合には、カウンセリングや行動療法など、心理学的なアプローチから行う治療があります。カウンセリングでは、専門家によって時間を十分にかけ、くり返しおこなうことによって、薬物治療で効果がなかった方でも時に症状が改善される例もあります。1度や2度のカウンセリングで結果を期待するのではなく、ある程度継続的に受けることが必要です。

また、パートナーとの関係性に問題があるケースでは、カップルでのカウンセリングが望ましい場合もあります。性行為の問題に特化した「セックス・セラピー」もあり、カップル間の問題点を洗い出して、ED 症状やセックスレスの克服を目指します。その他、暗示療法や行動療法、自律訓練法など、さまざまなアプローチが考えられます。心療内科や専門家によるカウンセリングを受けることで大きな改善を得られることがあります。

3.心因性ED以外のEDとは

3-1.器質性EDとは

youtsu_01器質性EDは、身体の血管や神経が弱ることによって引き起こされる、最も患者数の多いEDです。年を取ったこと(加齢)や、加齢からくる動脈硬化、運動不足、喫煙、暴飲暴食、不規則な生活リズムからなる生活習慣病などがきっかけとなます。年齢を重ねるだけでも神経や血管は弱くなっていきますが、日頃の不摂生で高血圧や糖尿病、肥満などがあると陰部の血流が悪くなってEDが起こりやすくなります。また、下部尿路症状・前立腺肥大症といった泌尿器科系の疾患、前立腺癌や膀胱癌の手術の影響なども原因になることがあります。主に50歳代に多く見られる神経や血管の障害で起こるEDです。

3-2.薬剤性EDとは

youtsu_01疾患で内服している治療薬が原因で引き起こされるEDが「薬剤性 ED」です。つまり薬の副作用が原因で起きてしまうEDのことです。年齢的にまだ若い世代で尚且つ抗うつ薬・向精神薬・睡眠薬を服用している方や、年齢に関わらず高血圧の人に処方される降圧剤を服用している人などは薬剤性EDの可能性があります。実際に服用している薬剤を変更しただけでEDが改善に向かう人もいます。EDを引き起こす薬剤としては、中枢神経などに作用する薬、循環器・消化管に作用する薬などで、具体的には解熱・鎮痛剤、降圧剤、抗うつ剤、向精神薬、睡眠剤、ホルモン剤、血管拡張剤などが挙げられます。

3-3.複合EDとは

EDの原因はほとんどが心因性だと考えられていましたが、診断法の進歩にしたがって器質性や薬剤性、器質性と心因性の両方を伴う混合性があることもわかっています。加齢による動脈硬化と降圧剤の副作用、仕事での疲れやストレスなどが複合していることが多く見受けられます。このような場合は、原因を特定するのが困難です。

4.まとめ

いかがでしたか?若い方でも心因性EDになる方は多く、また心因性EDにも種類があります。まずはED治療薬で自信を取り戻すところから始められるのをお勧めいたします。それでも難しい場合はパートナーがいる方は一緒にカウンセリングなどに行かれると良いと思います。

このページでお伝えしたことを参考に、ぜひパートナーと楽しい時間を過ごしていただけたらと思います。

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